ごあいさつ

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年2024年は元日に能登半島を震源地とした大地震が発生し、更にその後、現地を襲った大雨の影響により現在もなお、復興の目途が立っていません。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。このように毎年、国内で発生する自然災害から地域の皆さまを守るために、弊社では災害インフラの整備に真摯に取り組み、災害発生時にはいち早く災害復旧工事に駆けつけるなど、今年も「地域の守り手」として邁進してまいります。
世界情勢を見ると、3年前に勃発したロシアのウクライナ侵攻はいまだに終息せず、イスラム組織ハマスとイスラエルの戦争においても過激さを増し、今後さらにこの戦争が世界経済に及ぼす影響が懸念されます。新年を迎え、今年こそ、これらの戦争が終結し、平和な世の中が戻ってくることを祈るばかりです。また、戦争を原因とした原油価格の高騰により、各種建設資機材、人件費、運搬費等の建設工事費の増加が続いています。今年も建設費の増加に対応し、「より良い建物を適正価格でご提供できるよう」努力してまいります。
国内では、昨年4月から始まった建設版働き方改革により、私たち建設業を取り巻く環境も大きく変わりました。4週6休または4週8休で施工を行う現場が公共工事、民間工事においても増加しており、いかに効率的に現場管理を行うかが建設業界にとって大きな課題となっています。
その状況に対応すべく弊社では、建設業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に取り入れています。デジタル技術を用いることで建設業が抱える最も重大な問題である人材不足の解消や、時間外労働の削減を実現し、その結果若手技術者への技術伝承、生産性を向上させることに大きな効果を発揮しています。
今後さらに中野建設版DXに取り組み、社員はもとよりお客様にとってより魅力ある企業になれるようチャレンジしてまいります。
昨年、佐賀県内各地で開催された「SAGA2024」における佐賀県代表選手団の躍動は、私たち県民に多くの感動を与え、未来を担うアスリートたちの大きな可能性を感じる大会でした。
弊社は、これからも県内で開催される様々なイベントやボランティア活動にも積極的に参加するとともに、佐賀県内の各種スポーツを支援して行くことで、地元佐賀県を盛り上げ「地域とともに成長する企業」を目指します。
2025年1月
株式会社 中野建設
代表取締役社長 中野武志
許可番号 SAGA2024承認第 725 号